給与ソフト

機能について

エクセルにデータの書き出しはできるの?

「表」画面はコピー&ペーストでエクセルにデータを貼り付けることができます。

今年の給与データを旧バージョンのソフトで作ってしまいました。古いバージョンで作成したデータは新しいバージョンの給与ソフトでは見ることはできないのですか?

旧バージョンの給与ソフトで作成されたデータも新バージョンで見ることができます。 ただし、新バージョンより変更された仕様などは反映されないことがありますので注意してください。

支給と控除の欄で表示しない項目があるため「給与明細書」で間があいてしまうのですが、上からつめて印刷することはできないのですか?

WorkingPaper給与の「カード」式明細書では各項目により印字される場所がきまっているため表示場所を変更して印刷できません。

残業基本額はどうやって設定するのですか 

「残業基本額」や「社会保険対象額」は「支給項目」の「設定」画面で設定します。 支給・控除の設定をご覧ください。
また詳しくはマニュアル6、7ページをご覧ください。

残業代やパートさんなどの時間給の計算はどうすればいいの?

くわしくは時間給の計算方法をご覧ください。

残業時間やパート勤務時間など時間を入力したのに、@単価×時間の計算結果が手動と違います。どうしてですか? 

残業時間やパート時間など時間データを入力は、テンキーからデータを入力することを前提にしてあります。 時間データを入力する際は、時間と分をピリオドで区切って入力してください。 また、分を入力する際は時間に換算せずにそのままの数字を入力してください。
例)
20時間5分の場合 「20」「.」「05」
20時間30分の場合 「20」「.」「30」
※「20」「.」「5」と入力すると「20時間50分」になります。 また、小数点以下の金額は四捨五入されます。

人事異動があったので部署別に社員をまとめて表記したいのですが社員の並び順を変更することはできますか?

できます。
画面左にある「社員表示」フレームで移動したい社員を移動したい位置までドラッグしてください。 くわしくは「社員の位置を移動する」をご覧ください。

「源泉徴収税額の電算機計算の特例」(財務省告示)への対応の予定はありますか?
予定がないとすれば、それはこの特例の適用が限定的だからですか?

現在は対応予定はありません。
ただし「表引き計算」は制度的にも無くなっていくと思われますので、それに合わせて改定するつもりです。
WorkingPaperを利用される会社は小規模なところが多く、給与計算も手計算からの移行が多いと思われます。
移行の際に、従来の結果と異なる場合不安を感じられることが多く、これに対処するため「表引き計算」と結果を合わせるようにしています。

特例計算をエクセルで行ったうえで、WorkingPaperに固定入力しようと思いますが支障がでますか?

まったく問題ありません。
源泉に限らず、複雑な勤怠計算をExcelで前処理したり、極端な場合は全項目固定にして印刷の目的に使用している会社もあります。

WrokingPaper給与のデータにパスワード設定するなどセキュリティー設定はできますか?

メニューバー>ファイル>パスワード設定でパスワードの設定ができます。

・管理者パスワードは、マイナンバー管理を行うためのパスワードです。
・オペレータパスワードは、給与ファイルの閲覧・編集を制限するためのパスワードです。

管理者パスワード なし あり あり
オペレータパスワード なし なし あり
給与ファイルの閲覧・編集 オペレータパスワード入力後 ○
オペレータ非ログイン時 ×
マイナンバーの入力 管理者ログイン時 ○
非ログイン時 ×
管理者ログイン時 ○
オペレータログイン時 ×
マイナンバーの表示 管理者ログイン時 ○
非ログイン時 ×
管理者ログイン時 ○
オペレータログイン時 ×
源泉徴収票のマイナンバー表示 管理者ログイン時 ○
非ログイン時 ×
管理者ログイン時 ○
オペレータログイン時 ×

 ※パスワードの削除(パスワードを設定後、パスワード自体をやめる)の方法
メニューバー>ファイル>管理者パスワード変更 または オペレータパスワード変更にて、古いパスワード欄に設定済のパスワード入力し、新しいパスワード欄・新しパスワード(再入力)欄ともに空白のまま 「OK」すると削除できます。

 

仕様ファイルについて

仕様ファイルってなんですか

WorkingPaper給与では、源泉所得税の計算の元になる税額表などの「システム情報」を「仕様」と読び、「仕様ファイル」で提供しております。
一般的な給与ソフトは、「システム情報」が1つのため改定以降のシステムでは、改定前の月の計算ができません。
WorkingPaper給与は「仕様ファイル」を月ごとにもっているため、改定以降でも旧仕様ファイルを読み込むことにより改定前の月に遡って計算をすることができます。
くわしくは、仕様ファイルとはをご覧ください。

新しい仕様を読み込みたい

保険や税金の計算方法など「仕様」が変更されたときは新しい「仕様ファイル」に変更してください。
そのために給与ソフトのダウンロードから新しいInstallerをダウンロード・インストールしてください。
上書きインストールされたフォルダの中に新しい仕様ファイルが入っています。
新しい仕様の読込について、くわしくは給与仕様ファイルの更新方法をご覧ください。

 

年末調整・翌年作成について

2007年のデータを翌年繰越するにはどうするの?

給与ソフトが最新版になっていない場合は最新版をインストールしてください。
インストール後、前年のデータを開きそれを「翌年作成」してください。 その上で、「給与」1月画面で新しい仕様ファイルを読込んでください。
詳しくは「翌年作成の手順」をご覧ください

年末調整はどう操作すればいいの? 

年末調整の手順」をご覧ください。

年末調整時に、配偶者の給与所得金額を入力しても控除額が計算されない。

年調「扶養等」の画面で、「配偶者あり」という欄にチェックを入れてないと「配偶者特別控除額」の計算がされません。
なお、「配偶者特別控除」を適用する場合は「控除対象配偶者なし」にチェックをいれてください。

年末調整時に、配偶者特別控除(配特控除)欄で、給与所得金額を入力しても控除額が違う

配偶者の収入金額を入力していませんか?給与収入金額から必要経費等(65万円)を差し引いたものが給与所得金額になります。

配偶者控除と配偶者特別控除が両方適用されてしまう。

配偶者の合計所得金額が38万円以下の場合は、「配偶者控除」が適用されます。 38万円以上の場合は、「配偶者控除」は適用されず、「配偶者特別控除」だけが適用されます。 WorkingPaper給与では自動で判別しませんので、「配偶者控除」の有無は各自ご確認をお願いいたします。

「年調計算」タブの22欄「年調年税額(19-20)」で100円未満が切り捨てられているようなのですが、これはどのようにしたら訂正できますか?

100円未満は切り捨てるように設定されていますので訂正はできません。 どうしても訂正したい場合、ソフトウェア的には手入力で上書きすることは可能です。

 

社会保険料の設定について

WorkingPaper給与での社会保険の取り扱い方について

新規作成した直後の保険料率はリリース時の全国健康保険協会の料率が入っていますので、「社会保険料率一覧」を参考に各自で料率を変更してください。
なお、WorkingPaperでは被保険者負担分に円未満の端数がある場合、すべて切捨ての設定になっています。

保険料率を変更したい

雇用保険・健康保険・介護保険・厚生年金の料率をWorkingPaperで設定してあるものと変更したいとき 「設定」画面にある「共有値」の「定義値」を書き換えます。「社会保険料等の変更」をご覧ください。

社会保険の自動計算ができません。

設定」の 社会保険の等級と標準報酬 をご覧いただき以下の点をご確認ください。 1、「設定」タブをひらいて「控除」欄の社会保険が「計算」設定になっている。 2、自動計算する社会保険が、「あり」になっている。 3、「等級」が入力されている。 補足:社会保険料率が正しいものかご確認ください。

「個人情報」にある「厚生年金」を「なし」にしたのに控除項目の「厚生年金」に金額が表示されたままです。

「厚生年金」などが、「固定値」「入力値」になっているときは、区分を「なし」にしても数値が「0」になりません。 控除項目に「0」を入力するか、Deleteキーを押してください。

ある月の給与で「設定」画面「共有値」にある厚生年金の料率を変更したのに、控除される厚生年金の金額が変わりません。

年金保険料の設定が、「固定値」になっていませんか。料率を変更してそれが反映するのは「計算値」の場合です。 「固定値」の場合は手動で年金金額を変更してください。

雇用区分のA・Bはなんですか

平成16年度まで使用していた雇用保険の一般保険料額表にあったものです。WorkingPaperは習慣としてこれを使用しています。 A欄の料率は一般の事業の被保険者割合(8/1000 平成17年4月1日改定)になっています。
>>Ver1.0.6よりA欄・B欄をなくしました。雇用保険「あり」にして各社使用する料率を入力してください。
>>今までB欄をご利用いただいていた方は、お手数ですが変更をお願いします。

バージョンアップに伴う注意点について

現在使っているバージョンがWorkingPaper給与1.2.9以前のものです。バージョンアップに伴う注意点は?

ver.1.3以降は、マイナンバー対応版になっています。
WorkingPaper給与ver1.2.9以前のもので作成した既存の給与ファイルは、ver1.3以降を上書きインストールした後、仕様「2016.02.10」以降の読込みをして保存する ことで、マイナンバー対応版に変換します。

  • 年末調整画面>扶養等タブ>扶養の人数が0になります。
    年末調整画面>個人情報タブに、控除対象扶養親族の情報を入力してください。
  • ver1.2.9以前の既存の給与ファイルを最新版へ変換したが、仕様「2016.02.10」以降の読込みをしないまま上書き保存した場合は、 ver.1.2.9互換ファイル形式で保存されます。

現在使っているバージョンがWorkingPaper給与1.3.4以前のものです。バージョンアップに伴う注意点は?

ver.1.3.5のバージョンアップで、厚生年金保険標準報酬月額の下限改定に対応しています。

  • 「給与計算」シートの画面右側「設定」ボタンを押した画面にて、「税金09:年金等級」を「固定」に設定している場合
    「税金09:年金等級」を「固定」に設定、且つ「控除03:厚生年金」を「計算」に設定している場合は「税金09:年金等級」の値を旧等級から新等級に変更する必要があります。
    (「税金09:年金等級」が「計算」、または、「控除03:厚生年金」が「固定」に設定されている場合は変更の必要はありません。)

旧プログラム(WorkingPaper給与ver1.3.9以前)をアンインストールせずに、WorkingPaper給与ver1.3.10以降をインストールしてしまいました。

最新版WorkingPaper給与ver1.3.10より、インストーラーが変わりました。

インストーラー変更のに伴い、旧プログラム(WorkingPapaer給与ver1.3.9以前)をアンインストールせずに、最新版WorkingPaper給与ver1.3.10以降をインストールしてしまうと不具合が生じる可能性があります。その場合は、下記の手順で修復をお願いいたします。

  1. スタート>コントロールパネル>「プログラムと機能」を開いてください。
  2. プログラム一覧にある「WorkingPaper給与」を選択し、右クリック>「修復」をクリックしてください。
  3. WorkingPaper給与を起動し、ヘルプ>バージョンアップ情報を確認し、viesion1.3.10以降になっていたら問題ありません。

インストールしたあとにショートカットから起動すると、「パラメーターが間違っています」というダイアログが出てきてしまうのですが、その場合はどうしたら良いのでしょうか?

インストーラーはショートカットを作成しません。ショートカットを一度削除して、作り直してください。