仕様ファイルとは

WorkingPaper給与では、源泉所得税の計算の元になる税額表などの「システム情報」を「仕様」と読び、「仕様ファイル」で提供しております。

一般的な給与ソフトは、「システム情報」が1つのためソフトウェアのバージョンアップをすることでシステム全体を一気に変更してしまいます。
そのため改定以降のシステムでは改定前の月の計算ができません。

WorkingPaperでは簡単なシステムの変更は「仕様ファイル」を読み込むことで変更することができます。
WorkingPaperは「仕様ファイル」を月ごと、賞与ごとにもっていて、毎月の給与計算や賞与計算はそれぞれの給与または賞与(シートと呼びます)で行います。
そのため改定以降でも旧仕様ファイルを読み込むことにより改定前の月に遡って計算をすることができます

ただし、新しい仕様ファイルの機能を有効にするために、ソフトウェアのバージョンアップをする必要がある場合もあります。


それぞれのシートは「データの参照元」として前月のシートを複写して作成されます。

新しい給与の作成

データ: 給与等の固定値・「共有値」の社会保険料率など
仕様: システム情報(源泉所得税の税額表・社会保険等級表など)
      ※ 社会保険の料率などはデータのため
  新しい仕様ファイルを読み込んでも変更されません。

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給与仕様ファイルの更新時期

更新時期 インストーラー 対応する給与仕様ファイル 概要
2018.12.26 給与1.3.13
源泉徴収票の摘要表示等の不具合修正版
PayrollSystem(2018-12-17).sdat 源泉徴収票の摘要表示等の不具合修正版
2018.12.17 給与1.3.12
印刷画面・年末調整シートの不具合修正版
印刷画面の不具合修正、年末調整シートの不具合修正
2018.12.10 給与1.3.11
配偶者(特別)控除額改定版
PayrollSystem(2018-12-01).sdat 配偶者(特別)控除の改定に対応
2017.12.01 給与1.3.10
給与所得控除額改定版
PayrollSystem(2017-12-01).sdat 給与所得控除額改定、画面動作・明細書変更
2017.02.10 給与1.3.9
2017年源泉税対応
PayrollSystem(2017-02-10).sdat 源泉徴収税額表の変更
2017.01.13 給与1.3.8
マイナンバー暗号化不具合修正版
PayrollSystem(2016-12-26).sdat マイナンバー暗号化不具合修正
2016.12.28 給与1.3.7
給与所得控除額改定版
給与所得控除額改定
2016.12.07 給与1.3.6
年末調整シートの不具合修正版
PayrollSystem(2016-12-05).sdat 年末調整シートの不具合修正
2016.11.02 給与1.3.5
厚生年金保険標準報酬月額の下限改訂版
PayrollSystem(2016-10-27).sdat  厚生年金保険標準報酬月額の下限改訂
2016.09.07 給与1.3.3
連続印刷不具合修正版
PayrollSystem(2016-03-30).sdat 各明細書の連続印刷不具合修正
2016.04.01 給与1.3.2
標準報酬月額・標準賞与額の上限改訂版
標準報酬月額・標準賞与額の上限改訂
2016.03.02 給与1.3.1
源泉税額不具合修正
PayrollSystem(2016-03-01).sdat 源泉税額不具合修正
2016.02.23 給与1.3
マイナンバー対応版
PayrollSystem(2016-02-10).sdat マイナンバー対応
2016.01.08 給与1.2.9
2016年源泉税対応
PayrollSystem(2016-01-08).sdat 源泉徴収税額表の変更
2015.01.09 給与1.2.8
2015年源泉税対応
PayrollSystem(2015-01-08).sdat 源泉徴収税額表の変更
2013.12.12 給与1.2.7
源泉徴収票印刷ずれ修正
PayrollSystem(2013-12-18).sdat 源泉徴収票印刷不具合修正
2013.12.04 給与1.2.6
2013年年調版
PayrollSystem(2013-12-01).sdat 2013年年末調整に対応
2013.01.07 給与1.2.4
2013年源泉税対応
PayrollSystem(2013-01-01).sdat 源泉徴収税額表の変更(復興特別所得税対応)
2012.12.11 給与1.2.3
テキスト出力バグ修正
PayrollSystem(2012-12-01).sdat  
2012.12.05 給与1.2.2
2012年年調版
2012年年末調整に対応
2011.12.09 給与1.2.1
源泉徴収票印刷バグ修正
PayrollSystem(2011-11-01).sdat  
2011.11.30 給与1.2
2011年年調版
2011年年末調整に対応
2008.09.11 給与1.1.2
2008年9月厚生年金保険料率改訂版
PayrollSystem(2007-12-01).sdat  
2007.12.05 給与1.1.2
2007年年調版
2007年年末調整に対応
2007.10.24 給与1.1.1
2007年10月版
PayrollSystem(2007-10-01).sdat 社会保険 賞与年額累計の計算
2007.05.01 給与1.0.6
2007年4月版
PayrollSystem(2007-04-01).sdat 社会保険 標準報酬等級表変更
2007.01.05 給与1.0.6
2007年1月版
PayrollSystem(2007-01-01).sdat 源泉徴収税額表の変更
2005.12.28 給与1.0.5
2006年1月版
PayrollSystem(2006-01-01).sdat 源泉徴収税額表の変更

給与仕様ファイルの更新方法

新しい給与/賞与を作成した後に、仕様ファイルを変更することができます。

新しい仕様の読込

  1. 「設定」の「共有値」タブを開いてください。
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  2. 一番下の行に「仕様バージョン」がありますので、その定義値の部分をクリックししてください。
  3. そのまま、ダブルクリック、またはスペースキーをおすと「新しい仕様の読込」ダイアログが開かれます。
  4. 「参照」ボタンをおしてインストール先に指定したフォルダの中にある、仕様ファイルを確認してください。
    16_shiyou.jpg
  5. 「開く」を押すと先ほどの「新しい仕様の読込」画面にもどります。
    17_shiyou.jpg
  6. 「OK」を押すと仕様が更新されます。
    18_shiyou.jpg
  7. 仕様のバージョンは「設定」画面の「共有値」に表示されます。
    例えばPayrollSystem(2017-12-01).sdatを選ぶと定義値が「2017.12.01」に変わります。
    20_shiyou.jpg
  • 新しい仕様に変更しても、保険料率など「定義値」に書かれているものは変更されません。料率の変更の仕方については「保険料率などの変更」をご覧ください。

共有値のコピーについて

WorkingPaper給与は各シート(「給与計算シート」「賞与シート」「年調シート」)ごとに「仕様ファイル」を持っているため1つの給与計算シートの「共有値」を変更しても、すでに作成されている他のシートの「共有値」が変更されるわけではありません。
すでに作成されているシートの仕様ファイルや料率を変更したいときは同じ作業で各月の給与を更新してください。
もちろん変更された給与計算シートから新たに作成されるシートには新しい仕様ファイルや料率が引き継がれます。

【例】:3月・4月・5月と給与計算シートが作成されている場合

4月を変更しても3月・5月は変更されません。5月を変更するときは手動で同じ作業をしてください。
変更された5月から「新しい給与の作成」で6月を作成すると6月は5月の「仕様ファイル」が引き継ぎ(コピー)されます